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2004年 09月 06日
混沌とした濃ゆいステージと、オーディエンスの異様なまでの盛り上がり。夜明け前のSUNで、予備知識なしで見た渋さ知らズは、今回のエゾでも格別に印象深いステージでした。
正直、オーラスのオリジナル・ラヴのための場所とりのつもりが半分くらいで、スタンディングゾーンの前のほうに座り込んでいたんです。もう半分は、まあ、とりあえず見てみようかという軽~い気持ち。渋さのステージがはじまって、よっこいせと立ち上がると、ステージに出てきたのは赤フンにハッピ姿の男一人。え、何これ? と、睡魔と疲労で鈍った頭が混乱する。 「世界各地の祭りを巡り、身に付けました祭りの真髄、お見せいたしましょう」みたいな感じの前口上(←眠かったのと頭の整理がつかなかったので、ほとんど覚えてない)の後、赤フンが「エンヤートット、エンヤートット!」と客を煽りだす。そして始まるコール アンド レスポンス。気が付けば、自分もそれにつられて両拳を上げて応えている。その間にバンドメンバーとパフォーマンス部隊がぞろぞろとステージへ。バンドが30人くらいいる。パフォーマンスのメンバーは、浴衣にシャモジを持った女の子×2、セクシー系の姉ちゃん×2、さらに白塗りの男×2。舞台の左右に対称になるように並んでいく。人の多さに驚き、パフォーマンス部隊の異様さにまた驚く。 そして、特農ステージが始まった。 一曲目はスカだった。その後は、もうどんな曲だったかも覚えていない。さすがにビッグバンドだけあって迫力があって、とにかく凄い盛り上がりだった。曲がどうだったかとか、ジャンルがどうだったとかは、はっきり言ってどうだっていい。そう思わせるほどの濃さがあった。 曲の特徴は、「盛り上げる曲はとことん盛り上げる」ということに尽きます。普通の楽曲には、メリハリというか、起承転結みたいなものがあるけれど彼らの曲は、承、結、結、結、結…みたいな感じ。クライマックスが延々続くようなテンションの高さなのです。 それに合わせて、浴衣のおしゃもじ隊は左右で可愛らしく踊り、セクシー系の姉ちゃんは色っぽいダンスを披露し、白塗り男はパントマイムのような暗黒舞踏のような動きをして、さらに赤フンは走り、かと思うと舞台奥の小ステージではもう一人白塗りが出てきて色とりどりのマントを広げていて…。もう、書いても書いても追いつかないくらいに、あちこちで見所が一杯で、どこを見てたらいいのかも分からない。音楽はどんどん盛り上がりつづけて、疲れきっていたはずの身体が勝手に踊りだしている。周りを見ると、他の人たちもみんな、1人残らず見たこともないようなダンスを踊っている。はじめはまばらだったオーディエンスも、10分もしたら満杯になっていた。 異端の宗教のお祭りみたいな、ある種混沌とした盛り上がりです。パフォーマンスはどんどんエスカレートしていって、白塗りの女×2が向かい合わせで舞踏をしたり、合計4人の白塗り達が、八つ墓村みたいに頭に炎をつけて踊ったり、カメラピットからは巨大な手の形のバルーンが現れたり、とにかく飽きさせない。ボーカルも数人出てきたけど、でかいワイシャツ1枚のねーちゃんは、何かベタな感じて笑ったなあ。あと、バンドのほうでは、指揮者の人がカッコ良かった。タバコ吸いながら、たまにメンバーとアイコンタクトしながら指揮する姿がシブかった。 渋さ知らズが終わると、空が駆け足で白み始めました。そして私はというと、その空を眺めながら、燃え尽きた充実感に満たされていました。体力的にはキツかったけど、予備知識がなかっただけに驚きが大きくて、本当に見て良かった。
by fujiiymk
| 2004-09-06 22:25
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