最新のトラックバック
フェスの持ち物履歴など
◆荒吐09持物
◆荒吐07持物 ◆荒吐06持物、写真 ◆エゾ05持物、写真 ◆荒吐05持物、写真 ◆エゾ04持物、写真 ◆エゾ03持物、写真 ◆テントの張りかた ◆プロフィール ◆掲示板 ◆fujiiymk@yahoo.co.jp フェスリンク ◆SEE YOU NEXT YEAR 各フェスの紹介、タイムテーブルなど。持ち物リストなど役立ち情報がとても便利。 ◆RISING SUN 09 in EZO ◆ARABAKI ROCK FEST.09 カテゴリ
全体 荒吐14の思い出 荒吐09の思い出 荒吐07の思い出 荒吐06の思い出 荒吐06現地から エゾ05の思い出 エゾ05現地から エゾ04の思い出 エゾ04レビュー エゾ04現地から エゾ準備 荒吐05レビュー 荒吐05の思い出 荒吐05現地から 荒吐準備 ディスクレビュー ライブレビュー その他音楽話 音楽番組 震災・ボランティア 雑記 フォロー中のブログ
その他のジャンル
|
2005年 04月 17日
見ました。ナマ上様。
30分前に会場に着くと、すでに外には長蛇の列。中高年~ご老人の女性が多くて、基本的に客層はちょっとした敬老会みたいな感じ。すごい混雑をかき分けてグッズを購入して2階席に着席すると、ジャズアレンジ・ボーカルなしのマツケンサンバがBGMとして流れてました。 「公演は2部構成で、途中休憩あり」とのアナウンスがあったので、じゃあ最初のほうはお芝居で、2部から歌かな…などと思ってたんですが、どちらも歌でした。第1部の緞帳が上がると、ほの暗い照明の下、腰元ダンサーズと上様がスタンバってて、場内からは笑いが。かすかに光るダンサーズのラメが、期待感を煽ります。 曲の始まりとともにライトが明るくなると、白銀ラメの和服を着た上様のお姿に、歓声と笑いが巻き起こる。この衣装、照明を反射して色とりどりに光ってとても綺麗。曲は「マツケンマンボ」。テクノアレンジなので聴きやすく、ダンスも気合が入ってます。「ウッ!」もしっかり生で聴けました。 ダンサーが下がり、しばしMC。「秋田にはお芝居で何度か来ましたが、こんなに声援をもらったのは初めてです。去年の暮れあたりからマツケンサンバというものがだいぶ広がって…。こんなことになってしまいました」とのお言葉の後、暴れん坊将軍の挿入歌「夜明け」「斬って候」(何だこのタイトル)をダンス抜きで披露。意外にうまい(←失礼な)。テレビなんかで見る時って、あの踊りをしながらなんで時々息が上がったりしてるけど、普通に歌えば結構いい声です。 曲のほうで特に良かったのは、第一部のラストを飾った「マツケンでGO!」。なんか、いい意味でデタラメで、異様な勢いがありました。だって、曲はロック調なのに衣装は和服。踊りはところどころ和風だったり洋風だったりで、ダンサーズの手にはジュリアナ風の扇子。歌詞なんて「マツケンでGO! GO! GO!/踊ろよGO! GO! GO! 」ですよ。ダンスも派手だし。特に、上様を含むダンサー全員で横一列に並んで踊るラストは迫力ありましたね。 全体の流れとしては、歌謡曲あり、ダンサーズだけの踊りあり、「サンバII」系のダンス曲ありと、バラエティに富んだ構成でした。上様抜きの踊りコーナーは、言ってしまえば衣装チェンジ&休憩タイムなんだろうけど、それと思わせないクオリティで。和風な踊りばっかりなので、正直退屈なところもあったけど、中高年以上の人たちにはウケてたんじゃないでしょうか。 あと、上様は日舞かなにかの心得があるようで、ステージを左右に動きながら舞い踊るお姿は、時に優雅で、時に凛々しく、実に様になってました。2、3曲ごとに衣装を替えてたので、たぶん10着くらいは着替えてたでしょう。お祭り風あり、藍色のラメ服あり、ふさふさ付きの桃色の着物+巨大扇子(身長と同じくらいあった!)な衣装あり、沖縄風あり(この服では「花」と「涙そうそう」を歌っておられた)と華やか。8割くらいの服にラメ付いてましたが。 最後のMCでは、大河ドラマの話も。これから先、上様が演じる弁慶は恋をするそうで、その相手がオセロの中島だとの話をすると、客席からは笑いと「それを聞いて安心した!」との声が。さらに「健さんの本当の恋のはどうですか!」と声が飛ぶと、上様は「今の、ぜんぜん聞こえなかった」と、涼やかにスルーしてました。 観客への感謝の言葉の後、「まだ終わりませんよ。見たいものがまだあるでしょう? …マツケンサンバII!」と上様が舞台の袖に消えると、ラストナンバー「サンバII」がスタート。会場のテンションが一気に上がる。最前列では、立って踊るおばちゃんもいて、その人たち、見事に上様の指差し&流し目をもらってました。 アンコールも「サンバII」で、アレンジまで同じだったけど、むしろ2回目のほうが会場が盛り上がってたくらい。言ってみれば、みんなこれ見に来てるようなもんですからね。さすがに上様もそこは十二分に理解しておられる様子で、曲が終わりかける→緞帳下りる→また上がる→上様とダンサーズが横一列で踊ってる、というパターンを何度も繰り返して公演は終了しました。上様の姿が見える度に、客席は大歓声。私も「上様ー!」って叫びましたよ。 ところでこの日の客層は、先に書いたように基本的にはおばさま主体なんですが、若者のグループがいたり、子供連れがいたり、いろんな世代の人が来てて、上様の国民的な人気を実感しました。 赤いラメ和服を着たハーフの女の子がいて、客の人気を集めてたり。もっとも、本人は「着させられたオーラ」全開でしたが。あと、おばあさんの手を引いて歩く高校生くらいの少年とか、スーツと鞄の中年男性とか。アイドルのコンサートで見るような名前入りのうちわを手作りして持ってきてた人もいました。 私の隣の席に座った女の子は、どうも耳が聞こえないようでしたが(連れの女の子と手話で話してました)、手製のボンボンや、首にかける金テープのマフラーを持ってきていて、「サンバII」の時なんかは、手の振りを真似してました。
by fujiiymk
| 2005-04-17 21:31
| ライブレビュー
|
ファン申請 |
||